用語
「アンコンディショナルラブ・オンライン」で使用する用語は、基本的に精神世界・スピリチュアルで使用されている用語を使用します。しかし、その意味はスピリチュアルの世界で使用される意味とは異なるものです。そこで、使用する用語をまとめておきます。
その都度、追加していければと思っています。
三位一体
三位一体の3つの位格は、それぞれ以下を表しています。
第1位格は、創造主なる神、父なる神です。
第2位格は、被造物である神の子です。キリストです。
第3位格は、聖霊です。
第2位格がキリストであることからもわかるように、神の延長によって神の子は、父なる神と一体です。
第3位格である聖霊は分離後に登場するのですが、神を現す心の部分が聖霊です。
神を現す心が聖霊であるがゆえに、父なる神と聖霊は一体です。
かくして、
3つの各位は、一体です。
聖霊
聖霊とは、『神の声』です。スピリチュアルの世界でも似たような意味にガイドという言葉が使用されていますが、聖霊はより大きな意味で使用しています。「奇跡講座(ア・コース・イン・ミラクルズ)のワークブック編 第2部 1.赦しとは何か 5.」の中で聖霊についてこのように書かれています。
聖霊はあなたの導き手、救済者、保護者である
参考文献:奇跡講座 ワークブック編
あなたが作り出したものの解釈者としての機能を持つ聖霊
参考文献:奇跡講座 テキスト編 V.4.5
聖霊は分離後に登場するのですが、神を現す心の部分が聖霊です。分離後も神の側面が保存され、分離と同時に神によって分離が解決されています。そのことを知っている心が聖霊です。
赦す
普段、私たちが「ゆるす」という言葉を使用するとき「許す」という文字を使用しますね。にもかかわらず、「許す」という文字を使わずに「赦す」という文字を使用するのは、一なるものが主体であることを示すためです。
類似の例として、「ちしき」を言い表すとき、「知識」と「智識」のように言い表したりしますね。この例に準づる形で「赦す」という文字を使用します。
「赦す」は、精神世界・スピリチュアルの世界の言葉で言い換えるならば「手放す」にあたります。
私から学ぶ赦しは、恐れを取り消すために恐れを用いることはしない。₂また、実存しないものを実存のものとした上で、それを破壊することもしない。₃聖霊を通しての赦しは、単に、最初から誤りを超えたところを見ることにより、誤りをあなたにとって実存しないままにしておくことにある。₄それが実在するという信念を、心の中に入り込ませてはならない。そのようなことをすれば、あなたは自分が赦されるためには、自分がつくり出したものを自分で取り消さなければならないということも、信じることになる。₅結果をもたらさないものは存在しない。そして聖霊にとっては、誤りの結果は存在していない。₆あらゆる場所とあらゆる側面において、その結果を着実に、首尾一貫して取り消すことにより、聖霊は、自我は存在しないと教え、それを証明する。
参考文献:奇跡講座 テキスト編 第九章 贖罪の受容 Ⅳ.聖霊による赦しの計画 5.