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On 7月 22, 2016, Posted by , With 成功&お金 はコメントを受け付けていません

パーサ: 現在のスピリチュアルな指導者も含め、人がどれほど世間的な豊かさをスピリチュアルだと考えたがるかを知ったら、びっくりするでしょうね。成功や金儲けはその人のスピリチュアルな悟りとは何の関係もない。比べることはできないんです。パンと魚の奇跡の物語はただの象徴だってことをわからなくちゃ!あれは、そういうのも世間的な生き方についての指針を授かる一つの方法だって話。お金をスピリチュアルだと思うのはおやめなさい。金儲けも成功も別に悪くはないけれど、スピリチュアルとか言えば全然違う。ついてに言えば、「カエザルのものはカエザルに、神のものは神に」というJの言葉に対する教会の信じがたい解釈なんかに耳を貸してはいけません。教会はその言葉を寄付集めに利用している。Jはお金のことなんか言わなかった。彼が言ったのは、この世のものはカエザルに任せておけばいい。なぜならそんなものは無だから、あなたがたのスピリットは神に任せなさい、それがすべてだから、ということなの。彼は純粋な愛と真理の知恵を教えた人よ。

出典:神の使者 P49~50

 グレイト・サンは法王そっくりになった。最後には多くのありふれた霊的指導者と同じように政治に時間を浪費し、大勢の前で霊的な決まり文句を述べた。ほんとうに必要なのは人々を新たなレベルに引き上げることだったのにね。政治は政治家に任せておけばいい。カエザルのものはカエザルに、っていうでしょう。人々は教育されなければならない。でも人々に真理を語るなら、人気取りはあきらめなくちゃいけない──でも聞く耳をもった人はちゃんと聞くのよ。
 グレイト・サンは大物の意思決定者になり、人々はそれが重要だと思った。ほんとうに有効なのは一対一、あるいは少人数を相手に語りかけることだし、相手がどう取るかを心配して手加減したりせず知っているすべてを話すことだったんだけど。前にあなたに、話したくないことは何も話す必要はないと言ったわね。でも教えようという気になったら真理を語るほうがいいし、それで去る人がいても、相手を引き止めるために相手が聞きたがっていることだけを話すよりいいのよ。
 この世界の成功というのは大勢の人の賛成を得ることだけど、人々は真理には喜んでうなずきはしない。真理は人に衝撃を与えるのよ──少なくとも、多くのことに疑問を抱かせる。結局グレイト・サンは、もっと真理を語るべきだった、公職なんかにかかわらなければよかった、と後悔したのね。彼は人生の終わりに、自分が完全に赦されていると知っていました。ただ自分の天分をもっと建設的に使わなかったことに、小さな後悔を感じていた──その後悔を彼は赦したの。この話をするのはあなたに学んでもらいたいからよ。大物になろうと思うのはやめなさい。ただ真理を語り、あとは聖霊に任せなさい。あなたの時間の大半スターになるためではなく、「彼」に学ぶために使うべきなの。

出典:神の使者 P97~98

ゲイリー: 何かを犠牲にしろと言われたわけではないと気づくのには時間がかかった。だが、それでも、Jは物理的に何かをあきらめろと言ったのではない、とパーサが注意してくれて良かったと思った。Jの教えはこの世界、つまり結果のレベルではなくて、心のレベル、原因のほうを意味しているのだとよくわかったからだ。

出典:神の使者 P127

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